【Brute】Flesh and Blood(FaB) の野人クラスのヒーローと戦い方

• FaBの野人(Brute)はどんなクラス？
• FaBの野人クラスにはどんなヒーローがいる？
• 野人クラスのデッキの戦略と対策方法を知りたい

Flesh and Bloodには多種多様なクラスが存在しますが、その中の一つに野人(Brute)クラスがあります。

攻撃力の高さとランダム性から野人クラスを好んで使うプレイヤーも多く存在。

今回は、野人クラスに関して詳しく解説していきます。野人クラスの特徴やヒーロー、戦い方などを網羅的にご紹介。

これを読めば、野人クラスについての理解が深まり、野人クラスを使う際も対面した際も、うまく立ち回れるようになるでしょう。

Flesh and Blood (FaB) の野人(Brute) クラスとは？

野人クラスは、高い火力を武器に攻撃を繰り出し相手のライフを大きく削っていくクラスです。

パワーの高いアクションカードが多く、「が６以上のカード」を条件とした効果を持つものも多数存在します。

また、ランダム性が高く、戦いの中でスリルを味わうこともできるでしょう。

ケイヨについては日本語版のアーモリーデッキが存在するほか、暴力の饗宴(Heavy Hitters) にも野人クラスのカードが複数収録されています。

ケイヨのArmory Deckの詳細が気になる方は、【新発売！】アーモリーデッキ(Armory Deck) 3種類のデッキリストと回し方を徹底解説 の記事もご覧ください。

FaBの野人クラスのヒーローを紹介

それでは、FaBの野人(Brute) クラスのヒーローを紹介していきます。

今回は、以下の4つの野人クラスのヒーローをご紹介。

ヒーローそれぞれで固有の能力や特徴を持つので、一つ一つ解説していきます。

ケイヨ / 武装した獣性、ケイヨ

ケイヨ / 武装した獣性、ケイヨ｜野人・ヒーロー
知力	4	ライフ	20 / 40
カードテキスト あなたは武器ゾーンを１つ持つ。（あなたは片手の武器か逆手の武器を１つのみ装備してよい） あなたがオーナーの攻撃・アクションカードは、戦闘チェイン以外のゾーンにある間、＋1を得る。 あなたの各アクションフェイズの間、あなたが最初にが６以上のカードを捨てたとき、「剛力」トークンを１つ作成する。

ケイヨは、高い攻撃力を持ちつつ、野人クラスの中でも比較的安定した戦い方ができるヒーローです。

デメリット能力として武器ゾーンは1つしか使用できませんが、その分、他のカードとの組み合わせで大きな火力を発揮。

通常は青のカードをデッキに入れた場合はが5以下のものが多くなりますが、ケイヨの2つ目のヒーロー効果により「が６以上」という条件を満たしやすくなります。

ヒーロー効果で作成される剛力トークンも利用することで、破壊したターンの次の攻撃が＋１となるため、安定した攻撃力を維持できるでしょう。

Kayo, Berserker Runt

Kayo, Berserker Runt｜野人・ヒーロー
知力	4	ライフ	19
カードテキスト あなたが6以上の攻撃アクションカードをプレイするたび、6面ダイス1つを振る。出た目が; ・1から4の場合: その攻撃の基本のは半分 (切り捨て) になる。 ・5か6の場合: その攻撃の基本のは倍になる。

Kayo, Berserker Runtは、ランダム性が大きい野人クラスのヒーロー。

サイコロを振って出た目が5か6の場合は、攻撃力が大幅にアップするヒーロー効果のため、サイコロの目次第ではとてつもなく強力な攻撃を相手にぶつけることになります。

運要素も絡むため、次のように対策となるカードもいくつか存在。

「Gambler’s Gloves」はサイコロの目が出た後に能力を使用できるので、結果が悪かった際にもう一度振り直す選択肢を与えてくれます。

いずれもKayo, Berserker Runtの下振れを抑えるのに役立つカードです。

ライナー / 無謀な暴力、ライナー

ライナー / 無謀な暴力、ライナー｜野人・ヒーロー
知力	4	ライフ	20 / 40
カードテキスト あなたのアクションフェイズの間、あなたが6以上のカードを捨てるたび、威嚇を行う。(対象のヒーローは手札のカードを1枚ランダムに裏向きで追放する。終了フェイズの開始時に、そのカードをオーナーの手札に戻す)

ライナーは、威嚇によって相手の防御力を低下させ、高打点の攻撃を行うのが得意なヒーローです。

野人クラスのデッキでは、6以上のカードを捨てるという行為を頻繁に行うため、ヒーロー効果を発揮しやすいでしょう。

ただし、威嚇の場合はアクションフェイズの終了時にカードはオーナーの手札に戻るため、次の相手の攻撃を抑制できないので注意が必要です。

Levia / Levia, Shadowborn Abomination

Levia / Levia, Shadowborn Abomination｜影・野人・ヒーロー
知力	4	ライフ	20 / 40
カードテキスト あなたがこのターンに6以上のカードを自分の追放ゾーンに置いている場合、あなたがオーナーであるすべてのカードは終了フェイズの間、血の債務を失う。

Leviaは影のタレントを持ち、墓地のカードを追放することで戦いを進めることの多いヒーローです。

「血の債務」のネガティブ効果を取り除く、変わったヒーロー効果を持ちます。

血の債務の効果が打ち消されないと、自分自身のライフが削られていってしまうため、注意が必要です。

墓地に多くのカードをためて、動き出したら途中で止まるのが難しいという扱いの難しいヒーローでもありますが、その分使いこなす楽しさがあるでしょう。

【戦略と対策】フレッシュアンドブラッドの野人(Brute)の戦い方

野人クラスの基本的な戦略は、高い攻撃力を活かして相手の防御の上からでもダメージを与えていく方法。

「が６以上のカード」を対象にして効果の条件にしているカードも多いため、が高いカードを中心にデッキを構築していくことになるでしょう。

野人クラスは比較的アクションポイントを得ることもできるので、高火力の攻撃を多く繰り出すことができれば主導権を握れるようになります。

一方で、バランスを取るために青のカードを入れる場合は、が6未満のものもあるので注意が必要です。

ケイヨの場合はヒーロー効果で問題がないことが多いですが、他のヒーローの場合は、リソースの配分にも注意した方が良いでしょう。

武器カードとしては、下顎の鉤爪が使いやすいでしょう。片手武器のため、ケイヨにも装備が可能です。

対面としては、火力の高さや続行が多いことから、幻術士 (Illusionist) に対しては強く出ることができるでしょう。

特に苦手というクラスもありませんが、妨害系の効果を多く持つヒーローに対しては自分がしたい動きができずに苦戦する可能性はあります。

野人 (Brute) クラスに関するFaBの用語・ルールを解説

野人クラスは基本的に直接攻撃で攻めながらも、いくつかの効果を利用してゲームを展開していくこともあるため、初心者の方には馴染みのない用語なども多いかもしれません。

ここでは、FaBの野人クラスに関する用語やルールをまとめてご紹介します。

英語	日本語	説明
Agility Token	敏捷トークン	「あなたのターンの開始時、これを破壊し、その後このターンのあなたの次の攻撃は続行を得る」の効果を持つトークン。
Beat Chest	胸打ち	プレイの追加コストとしてが６以上のカードを捨てることで、追加効果を得る。
Clash	激突	それぞれのヒーローのデッキの一番上のカードを公開する。が大きいカードを公開したヒーローの勝利となる。
Intimidate	威嚇	対象のヒーロー1人は手札のカードを1枚ランダムに裏向きで追放する。終了フェイズの開始時に、そのカードをオーナーの手札に戻す。
Might Token	剛力トークン	「あなたのターンの開始時、これを破壊し、その後このターンのあなたの次の攻撃は＋１を得る」の効果を持つトークン。

野人クラスでよく登場するトークンには、敏捷トークンと剛力トークンの2つがあります。

どちらも攻撃をサポートする役割を持つのでうまく活用できると良いです。

また、ゲームにおいては、カードの効果によってダイスを振る場面もあるので事前に6面のダイスを用意しておくとスムーズな進行につながるでしょう。

まとめ

最後に、この記事の内容をまとめます。

野人(Brute) クラスは、パワーの高いアクションカードが多く、アクションポイントも得やすいため、強力な攻撃で攻めていくのが特徴のクラスです。

「が６以上のカード」を対象にした条件も多いため、デッキ構築の際から戦い方のイメージを持っておくことが大切。

特にKayo, Berserker Runtは、ギャンブル性が強いため、その時々のゲーム展開やスリルを味わうことができるでしょう。

デッキの組み方やヒーローの選び方など、店舗スタッフがご相談にも乗りますので、お気軽にお声かけください。